ベンチャー企業と弁護士
起業してすぐに顧問弁護士を確保することは資金的にも困難かもしれません。しかし、法律相談・契約書のリーガルチェックだけでも単発で依頼できる弁護士は早めに確保すべきです。ベンチャー企業は財務的な体力に乏しいため、一旦トラブルに巻き込まれれば企業の存亡が危ぶまれる事態にもなりかねない
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起業してすぐに顧問弁護士を確保することは資金的にも困難かもしれません。しかし、法律相談・契約書のリーガルチェックだけでも単発で依頼できる弁護士は早めに確保すべきです。ベンチャー企業は財務的な体力に乏しいため、一旦トラブルに巻き込まれれば企業の存亡が危ぶまれる事態にもなりかねない
ベンチャー企業において知的財産権といえば、発明に関する特許権をイメージされる方も多いと思いますが、ここでは様々なベンチャー企業に関わりがあるものとして、知的財産の中でも重要な「商標」を取り上げて解説をしたいと思います。1 商標の重要性「商標」とは、平たく言えば、
ベンチャー企業が他の企業と業務提携を行う際には、どのような方法があるでしょうか。ここでは、業務提携及び資本提携について解説したいと思います。1 業務提携とは業務提携とは、例えば、自社の技術と他社の研究施設や人員を活用して製品開発を行うなど、それぞれが持つアセット
ベンチャー企業の特殊性として、先例や確立した見解等がない中で、限られた人的・物的資源を活用して、変化が激しい社会に対応しなければならないという点があげられます。そのため、法務などのリスク管理については手が回らず、優先順位を落とさざるを得ないという状況もあり得ます。
「エンジェル投資家」とは、創業間もない企業に資金を出資する投資家のことをいいます。本項ではエンジェル投資家について概説いたします。■ベンチャー企業の特殊性創業間もない時期は、いまだ経営が安定しておらず、赤字が続くことも少なくありません。また、担保に供する
ベンチャー企業として法人設立する際に、組織形態として株式会社を選択されることが多いです。株式会社という組織形態を選択した場合には、その機関として、株主総会を必ず設置する必要があります。1 株主総会の役割株主総会は、株式会社における最上位の意思決定を行う場であり、
ベンチャー企業のイグジット戦略の一つに、IPO(株式公開)があります。IPOを行うに当たっては、上場審査をクリアする必要があり、社内体制の整備の観点から法的に対応しておかなければならない事項が多数存在します。今回は、その事項の中で、人事労務上の問題をいくつか見ておきたいと思い
株式会社を設立して、起業しよう!と考える方、とりわけベンチャー起業家においては、同じ志を持つ仲間と一緒に起業しようと考え、会社設立の際に、共同創業者同士で株式を持ち合う場合があります。しかし、以下に述べる通り、何らの対策もなくそのようなことをしてしまうと後に重大な支障が生じるこ
ベンチャー企業等において、役職員に対するインセンティブとして金銭報酬のみならず、株式や新株予約権を付与する報酬制度を設けることがあります。本項では、報酬として株式や新株予約権を付与する方法等について確認します。1 ストック・オプションストック・オプション(SOと略されま